アイクリ | ナノ
松川の場合


沙『じゃ、次は美緒ね』
美『え、唐突ww』
望『聞きたい!』
梨『松川くんこそ紳士だと思うんだよね』
美『全然面白くないよ?』



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バレー部の練習試合の相手校が電車に乗らないと行けない高校で
その帰り道に満員電車に遭遇した。

なんとか乗り込んで、一番後ろをキープしました。

『ねぇ一静』
「ん?」
『ゲームする』
「あーはいはい」

あたしは壁にもたれて、携帯できるゲーム機でピコピコ。

「揺れるよー」
『あーい』

あたしはイヤホンしてたから、電車が揺れるときとかは
一静がイヤホン取って、教えてくれる。

あとは片手でゲーム機もって、片手で一静の服の裾つまんで
なんとかバランス保ってた。

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美『んで、たまーにバランス保てなかったときは、顔面から...』
望『松川くんの腕の中に?』
美『いや、その前にゲーム機の画面とごっつんこした』
沙『痛そう』
梨『松川くん、すごいね....』
美『ね?聞いても面白くないでしょ?』
望『なんだか松川くんいい嫁になれそう』

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