アイス | ナノ
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望海に無理やりたたき起こされて、布団からはい出ると

「は!?及川くん?あんた何してんの!起こせって言ったでしょ!」
「へ!?ごめんなさい?...望海ちゃん岩ちゃんみt「あ?」...さーせん」

彼女、なぜか強くなってました。恐ろしい子。

「さては望海さん、一と何かあったでしょ」
「なんもないよ」
「えー」
「ただ及川くんに一回見捨てられたけどね」
「『あー』」
「え?!なんで二人とも及川さん見てるの?」
『なんか望海が怒る理由が分かった気がする』
「でしょ?!まぁそれはもういいの。ごはん!早く!食べろ!」
「「「『はーい』」」」

みんなで部屋をでて部屋着のままで廊下を歩く。

「沙那ちゃん、沙那ちゃん」
『何?....っ』
「おはよ」
『...おはようクズ』
「ひどっ!」

最後尾で歩いていたあたしと徹。
一瞬、アイツが立ち止ったから振り返ったらキスされた。

耳元でそれは反則だよ、あほ徹。



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