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そろそろ寝よっか、っていう一静の提案により
お部屋に戻ることにしました。
お布団の中に入って目を閉じると意外にもすぐ眠れた。
「美緒ー朝ー起きてー...」
『....ん』
なんだか、声がする。
目を覚ますと眠そうな一静がいた。
「岩泉嫁に強制的に起こされた」
『あー....』
「とりあえず起きてー」
『んー』
睡眠時間約....2〜3時間かな?眠い。
「こらこら、また布団に戻らない」
『やだ一静意地悪』
「俺だって戻りたいんだけど」
『じゃあ戻ろうよー』
「だーめ」
『うぅ....』
「たぶん...もうすぐだけど」
「こらー!いつまで寝てんのー!!」
「ほら、嫁が来た」
『あぁ望海さん鬼や...』
エプロン姿の友人が一瞬お母さんに見えたことは黙っておこう。
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