アイス | ナノ
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部屋をこっそり抜けて、外に出ると星がきれいだった。

「美緒ちゃん」
『悪い子だね、一静くん』
「出てくる美緒ちゃんも悪い子デショ」
『そうですね』

宿泊所?の裏に二人で身を寄せ合って座る。

『寝てると思ってた』
「なんとなく目が覚めちゃって」
『あたしは「ゲームしてたでしょ?」...うむ』
「夜更かしは美容に悪いんですよ?」
『あたしが美容に気を遣ってると思う?』
「思わない」
『でしょ?』

二人で他愛もない話したり、寒いから一静にくっついてみたり....
そういえば最近こんな風にイチャイチャしてなかった。

『一静くんやい』
「なんでしょ」
『一静くんが足りません。補充してー』
「喜んで」

そういって、二人は星空の下でキスをしました。



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