10
部屋をこっそり抜けて、外に出ると星がきれいだった。
「美緒ちゃん」
『悪い子だね、一静くん』
「出てくる美緒ちゃんも悪い子デショ」
『そうですね』
宿泊所?の裏に二人で身を寄せ合って座る。
『寝てると思ってた』
「なんとなく目が覚めちゃって」
『あたしは「ゲームしてたでしょ?」...うむ』
「夜更かしは美容に悪いんですよ?」
『あたしが美容に気を遣ってると思う?』
「思わない」
『でしょ?』
二人で他愛もない話したり、寒いから一静にくっついてみたり....
そういえば最近こんな風にイチャイチャしてなかった。
『一静くんやい』
「なんでしょ」
『一静くんが足りません。補充してー』
「喜んで」
そういって、二人は星空の下でキスをしました。
[*前] | [次#]
ページ: