07
それから一時、ドアの近くで固まっていると
後ろから数人の男子。
「先輩方、席着かないんですか?」
なんだか聞いたことあるような声....あ。
『あ!!勇くんだ!』
「へ?」
『久しぶり!覚えてないよねー....』
「え、あ、望海先輩ですか?」
『うむ!たまーにお手伝い来てたやつです』
「あ、どうも」
『わぁアキくんも来てたの!?』
中学のときたまに手伝ったバレー部にいた
金田一くんと国見くんは青城に来ていたようです。
『ねぇ、一くん』
「あ?」
『影ちゃんは?』
「あぁ、あいつは....烏野」
『...大ちゃんと同じ』
優秀だったセッターの影山くんはいとこの大地くんがいる
烏野高校に行ってしまったようです。
「とりあえずごはん食べようか」
『あ、はーい!」
沙那ちゃんに言われて、席に着く。
色んな人に「おいしい」って言ってもらえて私は感激です。
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