アイス | ナノ
01


小学校も中学校も同じで仲がよかった私と花巻。
高校もまさか同じになってしまうとは思ってもなかった。

『ってことで』
「まぁ...」
『「またよろしく〜」』

しかも同じクラスです。ありえない。

「今ありえねぇとか思ったダロ」
『ばれてたか』
「バレバレだっつーのw」

さらに私は中学の時からですが、彼のこと気になってました。はい。
ばれてないといいけどね。

調理部に入部すると望海ちゃんっていういい子にめぐりあった。

『よろしくね〜』
「よろしく!」

あ、この子とうまくやっていけそうです。

何回か話をするうちにすごく仲良くなってしまって
女子会とかいいながら二人の時は恋バナを日が暮れるまでやっていた。

「え、梨々香ちゃん好きな人いるんだ!」
『うん』
「えー!じゃあバレンタインだしチョコあげたりするの?」
『毎年あげてるけど気づいてくれなくてさー』
「友達?」
『うん、小学校から同じ』
「すごい!仲良しさんだー」
『あはは〜』

本当、花巻のバカ野郎。いい加減気づきやがれあのバカ!!



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