みんながへばって試合がやっと終わって、ただいまお片付けなう。

烏野のほうに戻ると

「大丈夫か!?」「食われてないか!?」
「生きてるか!?」「なんかされなかったか!?」

って龍くんとノヤにめっちゃ質問されて、肩がくがくされて
首がすごく悲鳴を上げていた。

『だ、大丈夫です.....』
「もう勝手にいなくなるなよ...」
『いや、勝手に拉致られたんですけど?』

お兄ちゃんにちょっと怒られる。
いや、私悪くないよ?!

片付けも無事終わって、外に出て音駒の方々をお見送り。
いつのまにか龍くんと山本くんは仲良くなっていた。
ほら、やっぱり。

「大海ちゃん」
『はい?...何ですか黒尾さん』
「はいこれ」
『はい?』
「連絡先」
『へ?!』
「じゃ、またなー」
『いや、ちょ、まっ!』

いきなり名前で呼ばれて、何だろうって思ったら
メアドと電話番号と名前が書いてあるメモを渡されました。

『こ、これがシティーボーイ....!?』
「やめなさい、恥ずかしい」
『はっ、スガさん!?』
「わー連絡先なんてもらっちゃってー」
『ここここれは向こうから!』
「これからどうなるか楽しみだべー」
『え!?』


なんだか、変な予感がした夕方。
手の中で折りたたまれたメモは大事にしないといけない気がした。

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