結局ついてきてしまったGWの合宿。
もともとお兄ちゃんっ子な私なので

「お、大海も来たのかー」
『あ、スガさん!』
「久しぶり、大海ちゃん」
『お久しぶりです、旭さん!』
「大海ー!」
『ノヤー!』

2、3年生とは顔見知り。
1年生は合宿で初めまして。

そして合宿最終日。なんと東京から!
音駒高校のみなさんが来てくれたそうです。
わざわざ申し訳ない....

翔陽くんと音駒の人、
龍くんと音駒の人、
スガさんと音駒の人....

みなさんなんか思い思いに話してる中、私は潔子さんのお手伝い。

すると、さっきお兄ちゃんと握手してた
音駒の主将さんと目があった。

軽く会釈すると、向こうも(多分)営業スマイルで返してくれた。

あ、私この人苦手かも。
まぁそんなこと言えないけどね。

するとその主将さんは監督に話をしたあとこちらにやってきた。

「お手伝い、してもらえませんか?」
『はい?』

潔子さんと顔を見合わせていると
半ば強引に彼に手を引っ張られて私は音駒の方々のところに。

「はい、お前ら注目」
「「「?」」」
「今日一日、烏野の...」
『...澤村です』
「彼女が俺らのマネージャーです」
『「「「はぁ!?」」」』

私も初耳ですよ、え?

「よろしくな」

私の中で、何かが変わる音がした。

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