※ほぼ会話文のみ

「あーつーいー」

「そうですね」

「もう京治くんは冷たいな!あ、アイス取ってー」

「はぁ.....」

床に寝そべる私の横にいた京治くんは、溜息を一つついて立ち上がる。
近くにあった冷蔵庫から私の大好きなアイスを取ってきてくれるのだろう。

「はい名前さん」

「投げてー」

水色の袋に入ったそれはきれいな孤を描いて私の手の元に。
これが大好きなのです。坊主頭の子の食べるあのソーダ味の棒アイス。

「んーつべたい!」

「そうですか」

「もうやっぱり今日一段と冷たい!ほら、これ食えー」

「む」

起き上がって食べかけだけどアイスを差し出すと意外にも食いついてくれた。

「おいしい?」

「まぁ」

数分後、食べ終わってゴミ箱にゴミを捨ててもう一度床に寝そべる。

「あー床冷たーい」

「食べてすぐ寝たら豚になりますよ」

「もういいんだ....私はおいしく食べられるよ...」

「じゃあ俺がいただきます」

「へ?!」

いつのまにか京治くんは私の上に馬乗りになっていて
仰向けになった私とすごく目が合います。

「おいしい名前、いただきます」

キスはソーダの爽やかな味がした。



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年下赤葦まじうまい。
そして初赤葦難しい...ぐぬぬ


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