お休みのあなた

天気のいい日曜日。
休みだしっていつもより遅くまで寝てたら9時過ぎててびっくりした。

『哲くん!』
「なんだ?」
『あ、あれ?仕事は?』
「今日は休みだ」
『あ、そうなの。ごはんは?』
「食べた」
『あーごめんね』
「気にするな、お前もたまには休め」
『ありがとう』

なんて出来た旦那様でしょうか。
高校の時からだもの、このやさしさ。

「何か顔についてるか?」
『いいえー』

じーって見つめてたらなんか見つめ返された。
うん、恥ずかしい。

『そ、そういえば!いろいろ切れかけてるんだよね』
「そうなのか?」
『うん、ということで哲くん』
「何だ?」
『一緒にお買い物に行きませんか?』
「そうだな、行くか」
『ありがとう』
「今からか?」
『お昼から!』

天然は相変わらずだなーって思いながら笑ってたら
笑うな、って少し照れながらもほっぺたにちゅーしてくれた哲くん。

『だ、大胆』

あぁ、もう素敵な旦那様だこと。
久しぶりにお休みなんだからいつもよりイチャイチャしてやるんだから。

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