おはようで目覚める
ふわふわーってした夢の中。
僕と彼女で笑いあって、なんかほのぼのした夢。
あぁ、こういう家庭築けたらいいな。
なんて思ってまた深い眠りにつこうとした。
したんだけど....
「春市くん、春くん、春、春っちぃぃぃ!」
『ん...あとちょっと』
「もう朝ですよ、ほれ」
『んー』
名前を大声で呼ばれて意識がだんだん覚醒していく。
「おはよう、春市くん」
『...おはよ、百合香ちゃん』
いつもなら嫌な朝だけど、大好きな百合香ちゃん...
大好きなお嫁さんの声で起きれるなら
この嫌いな朝も好きになれる気がするよ。
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