白いドレスの俺の嫁

落ち着きねーなっていつも言われるけど仕方がない。
だってそれが俺で、今までもこれからもずっとそうなんだと思う。

今だってそう。
早くあいつを見たくて仕方がない。

「相変わらずだね栄純くん」
『春っち!』
「どんなんか見に来れば...」
『御幸!?』
「先輩な、俺」
「ヒャハハ!馬子にも衣装って感じだなw」
『倉持先輩!』

鏡の前でそわそわしてたら、春っちと御幸と倉持先輩。

「たぶんもう見に行っていいんじゃないかな?」
『行く!』
「気がはえーな...って聞いてねーし」
「ま、それがアイツなんじゃね?」
「後輩が先に結婚してさみしいだろ御幸ぃ」
「べ、別にー?」

なんか先輩たちが言ってたけど、そんなの気にしない。

『百合香!』
「うわぁ!び、びっくりした...って栄純?」
『綺麗...』
「へ?」

控室のドア開けていたのはウエディングドレス着た百合香。
ガラじゃねーけどほんとに綺麗だった。

『百合香』
「はーい?」
『なんかありがとな!』
「...あたしも」

なんかすっげぇキスしてぇ!
でも、この後の式にとっておく。

白いドレス着てんのは俺の嫁!

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