卒業2

呼び出された6人がそこに行くとすでに残りのメンバーはそろっていた。

青「お前らよくあそこ通れたな」
赤「余裕だよ」
緑「まぁ俺たちは早く終わったからなのだよ」
黄「俺たちもっス!」
黒「僕もうダメかもしれません...」
紫「黒ちん大丈夫ー?」
火「てかこんなとこに呼び出してなにすんだよ」

凛「上映会」
爽「は?」
那「昨日大量に撮った写真の上映会だと」
真「何それ楽しそう!」
鈴「楽しみですよね」

そして、その上映会が始まった。
写真はいかにも普通な感じの写真だったが、画面の中のみんなはとても笑顔だった。

赤「どうだったかな」
那「編集お疲れ様です」
緑「いつの間に...」
赤「勝手にされてたんだよ」
桃「さすが赤司家」
凛「それより....」
真「やだー卒業したくないー」
黄「いやっス!」
鈴「楽しかったで...すっ」
紫「あららー三人とも泣いちゃったー」
真「鈴ちゃーん」
鈴「真琴ちゃーん」

真琴、鈴、黄瀬はいつの間にか涙を流していた。

黒「友情っていいですね」
爽「うん」
黒「泣いてもいいんですよ?」
爽「べ、別に泣いてねぇし!グスッ」
那「よしよし、泣いてない泣いてない」
爽「那智ー!」
青「つーかみんな高校同じじゃね?」
緑「そうなのだよ...あと3年同じなのだよ」
火「そうだった....」
凛「ま、とりあえず今は泣かせてあげよ?」

桜がまだ咲いていないけど、蕾が出てきているこの季節。
みんなで中学校を卒業した。

そして高校生になり、さらに大人になる。

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