卒業

華やかな卒業式のあと、最後のHRも終えて生徒たちは思い思いに行動する。

真「どうする?みんなのところに行く?」
黒「そうですね」
火「でもこの人ごみん中動きたくねぇ」
真「わかる...保護者と生徒で...こんなに人いたんだ」
黒「大変ですよ」
爽「テーツー!真琴ー!火神ー」
真「あ!爽ちゃん!」
黒「ここまで遠かったのによく来れましたね」
爽「もう廊下すげーよ!右側通行で分けねぇと通れない!」
火「そんなひでぇのか」
真「うわー歩きたくないよー」
火「青峰に担いでもらえばいいんじゃね?」
真「あ...う....お母さんに見つからなければ!」
青「あーお前の母ちゃんなら誰かん家の母ちゃんと話してたぞ」
黒「噂をすればやってきますね」
爽「人ごみに流されればいいのに」
桃「はぁ...やっと追いついた」

いつものメンバーがどんどん2組の教室に集まっているとき、校内放送が流れた。

{2組の黒子、火神、緑間、8組の青峰、相田、桃井は至急視聴覚室まで}

真「赤くんだね」
青「だな」
黒「やはり出ないといけませんよね」
爽「人大すぎて出れねーし歩けねーよ?」
火「どうにかして行くしかねーだろ」
桃「さすがかがみん」
火「かがみんいうな」
青「しゃーねぇ真琴は担ぐか」
真「いや、歩く!」
爽・青「「だめだ!」」
真「えぇ...」

こうしてカラフルな髪色の6人は視聴覚室に向けて人であふれている廊下を歩くのだった。

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