6組の前日
3月になり、だんだんと気候が暖かくなってきていた。
そして彼女たちとキセキたちはついに中学校を卒業することになっていた。
黄「明日で卒業っスねー」
紫「そーなんだー」
黄「そーなんだー...って紫原っち..」
鈴「なんだかさみしいですね。私たちのクラスのほとんどは外の高校受験ですもんね...」
黄「そーっスねー。俺たちはこのまま上がるんスけどね...」
紫「そのほうが安いしねー」
鈴「そうなんですか?初めて知りました」
紫「ってかーちゃんが」
黄「俺も初めて聞いたっス」
鈴「私転校で1年の頃からいなかったじゃないですか」
黄「そうっスね」
鈴「ここに来れてよかったです」
黄「鈴...」
紫「黄瀬ちーん?明日泣かないとー」
黄「だってぇー」
明日、もっと素敵な涙が見れますように
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