8組の前日

3月になり、だんだんと気候が暖かくなってきていた。
そして彼女たちとキセキたちはついに中学校を卒業することになっていた。

桃「もう卒業かー3年間あっという間だったなー」
青「でもどうせ人は変わんねーよ」
爽「クラスだけ変わるんだろーな。次こそお前と離れられますように」
青「それはこっちだっつーの」
桃「高校もクラス発表は今までと変わらないもんね」
青「ほんといい迷惑だわ、あのシステム」
爽「理事長は楽でもほかの先生たちが忙しいだろ」
桃「誰となるのかな次」
青「誰でもいいわ」
爽「じゃあ俺と真琴一緒になりますように....」
青「それだけはぜってぇさせねぇ!」
桃「じゃあ俺は大ちゃんと腐れ縁終わりますように」
青「なんだよ、オレがうざいみたいな」
桃「え、うざい」
青「最近冷たいよなお前」
桃「てへ?」
青「キモイ」

この3人はまだ卒業するという実感がないようだった。

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