その1

インフルエンザの時期も終わり、エスカレーターで高校に行く人たちのテストという名の受験も終わった2月。

真「ゆ、雪だっ!」

中学校にも雪が積もりました。

黒「暗いからあまり遠くまで行かないでくださいね」
爽「テツがおかん」
黄「すごいっスね!」
真「うんうん、触ってきてもいい?」
青「いいって言う前にもう外に出てる奴が何言ってんだよ」
真「行ってきます!」
爽「あ、俺も行くー!」

ただいまの時刻はPM6:00
でももう日は落ちて体育館と校庭のライトだけが明るい。

校庭と近い体育館のドアを一つは開けっ放し。
外には真琴、爽、黒子、黄瀬の四人。

那「よく外に出れるよね、こんなに寒いのに。大我、ジャージ貸せ」
火「貸せって言う前に着てるだろ」
那「じゃあウインドブレーカー」
火「はぁ...ほらよ」
那「ありがとー」
鈴「みんな元気いっぱいですね!」
凛「鈴は行かなくてよかったの?」
鈴「雪は見飽きるくらい見てましたから」
凛「そっか」

残りのメンバーは自主練習をしたり、開けっ放しのドアから一番遠いところで暖をとっていた。

部長と副部長である赤司と緑間は顧問と監督に呼び出されて不在だった。紫原は部活が終わると用事があるとかでさっさと帰ってしまった。

黄「青峰っちー!」
黒「火神くん」
青火「「あ?...っだ!」」
黄「当たったっスね!」

黄瀬と黒子が開けっ放しのドアまで二人を呼ぶと、彼らの顔面には雪玉が。

青「黄瀬ェ...てめぇ表出ろや!っしゃ、仕返ししてやらぁ!行くぞ火神ぃ」
火「は?俺も?ってちょ!」
黄「へ?ああああ青峰っちバッシュ!バッシュのまんま!」
青「...ちっ。お前オレが来るからって逃げんなよ!?」

凛「ちゃんと靴履き替えるんだ」
那「そこらへん素直」
真「3人もおいでよー!楽しいよー!」
鈴「行きます?」
那「寒いからやだーここであんたら愛でるー」
凛「あたしもいいや」
鈴「じゃあ私行ってきますね」

鈴も元いた場所から立ちさった。
そして雪遊びが始まる。

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