第四感染者

とある放課後の体育館。
部活動は終わり、あたりは真っ暗になっていた。

赤「言い忘れていたけど、6組は学級閉鎖だそうだ」
凛「言い忘れなくてもみんな知ってるんじゃない?」
青「あーだから黄瀬いねぇんだな。どうりで静かなわけだ」
火「紫原もいねぇ!くっそ...菓子分けてもらおうと思ってたのによ!」
桃「知らない人いたね...」
凛「...バカ」
黒「バカといえば、バカガミくんじゃないですか」
桃「うん」
火「おい黒子、さらっとバカっていうんじゃねぇよ!」
黒「そんな彼のストッパー、那智さんも」
凛「まさか...」
黒「そのまさかです。そこで倒れてます」
火「おい、那智っ!?」
凛「バイオハザードみたい」
桃「明日は誰が倒れるのかな...」

体育館の入り口あたりで倒れていた那智。
火神が傍に駆け寄り、声をかけると

那「...まだ生きてるんですけど...」

反応あり。でもすごく顔が赤い。

凛「あらほんと。でも早く帰ったがいいよ?」
那「うん帰る....大我連れて帰って」
火「お前ほんと人使い荒いよな!」
那「とか言っていう通りにするくせに」
火「うっせぇ!」

黒「一番ピュアですよね」
赤「そうだな」
青「下僕みてぇ」
凛「大輝も将来あんな風になるに一票」
黒「僕もです」
青「はぁ!?」
黒「そういえば、緑間くんは?」
赤「インフルエンザだよ」

そしてついに恐れていた事態が起きました。

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