おまけ

決勝がおわり、キセキたちは一か所に集まっていた。

「そういえば、お前らお題何だった?」

青峰が聞くと、みんな一斉にお題の紙を出した。

「お菓子ー」
「僕は運動神経が抜群な人です」
「俺はお団子頭だったのだよ」
「仲良しな人っス!」
「よきライバル?」
「青峰くんは?」
「オレ?オレは今会いたい人だった」
「へー...青峰っち大胆ー」
「な、なんだよっ!別にいいだろ///」
「そういえば赤ちんは何だったー?」
「俺か?俺は"愛する人"だったよ」

さらっと言いのけた赤司。ほかのメンバー...特に青峰と黄瀬と火神は開いた口がふさがらないようだ。

「さすが赤司くんですね」
「そうか?」
「中学の障害物でそれが出ることがまず信じられないのだよ」
「すごいねー赤ちん」
「すごすぎるっスよ!」
「お前...仕組んでたのか!?」
「まさか」

笑った赤司は少し怪しい雰囲気を醸し出していたが
皆それを察知したのかそれ以上何も言うことはなく、グラウンドに帰って行った。

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