それ美味しいんですか?

※黄瀬夢主目線

真「鈴ちゃーん、きーくん、むらしゃきー!」

教室でお友達とご飯を食べてると真琴ちゃんの声がした。

『はーい』
真「あ、いたいたー」
『涼太くんは今いないんです』
真「あらら。あ、じゃあ帰ってきたら伝えといてー」
『はい。で...何を?』
真「今日ね、部活がお休みになったんだって」
紫「へーそうなんだー」
真「うわぁ!むらしゃきー重いー」
紫「お菓子もってないー?」
真「あるよ!」
紫「ありがとー」

今朝先生が言っていた体育館メンテナンスのせいだろう。

『わざわざすみません...伝えときますね』
真「うん!あ、あとね!部活の代わりにみんなでゲーセン行かない?!」
『ゲーセン?』
真「うん、ゲーセン。...鈴ちゃんもしかして」
『はい...行ったことありません』
真「まじでか!行こう!これはぜひとも行かねば!」
紫「俺も行きたーい」
真「おぉ!むらしゃきも!行こっ行こっ!」
『じゃあそれも涼太くんに伝えておきますね』
真「はーい!じゃあ青くんたちの所に行ってきます!」
『いってらっしゃい』

元気いっぱいの彼女を送りだして、悩む。
『ゲーセンって何でしょう...』
「え!?小波さん知らないの?!」
『はい』
「えぇぇぇ!」

一緒にご飯を食べていたお友達にも驚かれてしまいました。
本当に何でしょう。おいしいのかな?

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