みにまむ。2
うん、夢?ありえないありえない。
「どうしましょー小さくなっちゃったわ」
「うぉー!すげー!すっげぇぇぇぇ!」
「腹減った」
とりあえず、うん、とりあえず
『小太郎うるさい、お黙り』
「えー!」
なんで小さくなっても騒がしいのでしょうか。不思議に思わないのかしら。
でもかわいいのは確かで....
って!
『もしかしてあたしがあげたやつ飲んだら小さくなった!?』
「えぇ....」
手の上にのってる玲央はくるくる回りながら答えた。
くそ...かわいいなお前!
ごついゴリラみたいなやつとぎゃーぎゃー騒がしいやつはベンチにおいて
かわいいかわいい玲央はあたしの手のひらに避難。
『ごめんね...実は征に....』
事情を説明すると玲央は「征ちゃんったらお茶目さんねー」と一言。
『怒らないの?』
「なんで怒るの?」
『はい?』
「こんなことめったに出来ることじゃないわよ」
『あ、そうですか』
前向きな玲央さんでした。
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