「うぜえ。」
「え?」
「だからうぜえっつてんだろ。
仕事なんだからしょうがねえじゃん。そういうのもうめんどいから別れる。
じゃあな。」
もし、あの日こんなこと言わなかったらあいつはまだこの部屋で俺を待っていてくれたのだろうか。
あの優しい笑顔と、俺の大好きな美味しい料理を作って、ホストである俺の帰りを朝までずっと待っていてくれたのだろうか。
もうあいつはいないのに、この部屋にはあいつとの思い出が多すぎて、どこを見てもあいつのことを思い出してしまう自分がいる。
らしくない、きっとそうなんだろうけど、あいつが絡むと自分が自分でなくなると気づいたのはいなくなってからだった。
適当にひっかけたお客と一夜を過ごそうが浮かぶのはいつだって有海だけで、それを伝えることはできないのだ。
くるしい。
あの時、違う女のところへ行こうとした俺を止めようとしたあいつはもっと苦しかっただろうな。
どうせ5話もいなかないだろうけど連載したい。中編くらいの。
ライバルは幸村とかで、VSが楽しそう。
ホストとかまじで俺得。
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