≫ Hunting JOGIO's.
※悠月さん宅「仲良し星一家」末っ子主=ジョアン ※当家→常盤(承太郎双子主)、ジル(5部主)、アルバ(モンハン主) ※まさかのモンハンパロ ※オトモアイルーなジョジョ's+DIO ※カオス。
「ジョアン?準備できた?」
「出来たよ常姉!ジルさん、アルバさん、行ってきますー!」
「ああ、気をつけていけよ」
「いってらっさーい。……イッテェ!ゲオは何で俺を殴るの?!」
「貴様如きがジョアンを呼ぶな!!」
DIOがアルバを殴ってたみたいだけど、まあ、ジルさんが止めてくれるだろう。折角ジョアンとクエストなんだから、邪魔されたくないしね。 今日は常姉と一緒!と笑うジョアンに、私も頬が緩む。手を繋いで、向かう先は集会所。 クエストを受注して、アイテムと装備を確認、さあ、狩りに行こう。 ……と思ったら、くいくいと装備の裾を引っ張られて、そっちのほうに視線を落とした。
「あれ、承兄に仗助兄?どうしたの?」
「勿論、狩りのオトモに来たッスよー!」
「危なっかしいからな、ジョアンは」
「ちょっと承、それじゃあまるで私を信用してないみたいじゃあない」
「そうは言ってねえぜ」
そう聞こえるから言っているのに。どうせ承も仗助君も言ったって聞きやしない、早々に諦めた。 ギルドの受付嬢にメンバーの訂正をして、渓流に向かって出発した。
*
「ジョアン!そっち行ったわ!」
「うん、分かった!」
足を集中的に攻撃して転ばせると、上手い具合にジョアンの直線上へ。それを伝えれば、ジョアンはライトボウガンを構えて、麻痺弾を撃ちこんでいく。 気付いたときには、ジョアンの背後に小型のモンスターが一匹、二匹……ジョアンは気付いてないし、本来ならフォローに回るんだけど、今回はしなくて大丈夫だろう。なんたって、
「オラァ!」
「ドラァ!」
「承兄、仗助兄!ありがとう!」
ある意味で最強のセコムがついてるし。というか、二人してジョアンのオトモにつくとか、どれだけ過保護なんだろう。人の事なんか言えた義理じゃあないけど。 ジョアンが撃ちこんだ麻痺弾が効いて動けないモンスターの足元に罠を仕掛ける。
「ジョアン、麻酔弾は?」
「リロードしてあるよ!」
「じゃあお願いね」
罠にかかってもがくモンスターに、ジョアンが麻酔弾を撃ち込む。ぱん、ぱん、と二回音が響いて、モンスターはすっかり動かなくなった。よし、捕獲完了。 ジョアンにお疲れ様、というと、ぱっと花が咲いたように笑った。可愛い。
「ジョアン、お疲れッす!」
「怪我はねえか、ジョアン」
「大丈夫だよ!二人とも心配性なんだからー」
「ジョアンにだけね。近接武器の私には何もないんだから」
「テメェは殺したって死なねえだろ」
「流石に怒るよ、承……ッ!!」
ぞくりと背中が冷えて、思わず空を仰いだ。大きな黒い影が、私達の頭上に、ある。 クエスト受注したときには、不安定なんて書いてなかったのに……!! 太刀を抜いて、上への警戒を強める。どうしようか、ジョアンの腕じゃあ、闘える相手じゃない……!!
「ジョアン、よく聞いて。承と仗助君と、ベースキャンプに戻りなさい。もう一体、大型が来たみたい」
「えっ……常姉は?もう対象は捕獲したんだし、常姉も……」
「もう見付かった。警戒されてるからちょっと厳しいかな」
ジョアンの顔色が目に見えて悪くなる。承と仗助君は分かりにくいけど、ジョアンのことを心配しているのは、手にとるように分かった。 ばさり、と大きく羽ばたきながら降りてきたのは、美しい銀色の鱗をもつ飛竜―――銀火竜・リオレウス希少種。レウス希少種はこちらを向き、ずしり、ずしりと足音を立ててこちらに向かってくる。
「と、常姉……!!」
「大丈夫。ジョアン、そのままゆっくり……ゆっくり、後退して。そう……そのまま。承、仗助君、ジョアンに付いてて」
「言われなくてもそうするぜ」
「常盤さんの心配はしないんスね……」
仗助君の言葉に、承は当たり前だとでも言わんばかりに鼻を鳴らした。信頼されてるのか馬鹿にされてるのかイマイチよく分からない。多分、前者だけど。そう信じたい。 じりじりと後退しながら、必死で頭を回転させる。狩れないわけじゃあないけど、属性の相性が悪い。ジョアンはレウス希少種に遭遇するのも初めてだ。 考えがまとまる前に、レウス希少種は大きく口を開けた。マズイ。
「走って!!」
「う、うん……!!」
ジョアンが踵を返して走り出した瞬間、馬鹿でかい咆哮が響き渡った。耳を塞いで、その場に留まるしかない。それは、私もジョアンも、承も仗助君も同じ。 レウス希少種は低く飛び上がり、口から炎をもらしている。ブレスか。狙いは近い私じゃなく、ちょうどいい距離にいるジョアンらしい。
「ジョアン!」
ジョアンに走って近付き、ブレスの軌道上からずれるように身体を押した。万が一のために、覆いかぶさることも忘れない。 痛みと暑さを覚悟したとき、奥のほうで閃光が炸裂した。
「閃光玉……?」
「ジョアン、常盤、怪我はないか?」
「ギルド適当すぎワロタ。不安定くらいちゃーんと調べとけってんだよー職務怠慢ですかコノヤロー」
「ジルさん!アルバさん!」
ひらひらと手を振るジルさんと、拗ねたような顔でギルドの文句をいうアルバ。二人はそれぞれ背負った武器に手をかけると、レウス希少種に向かって走り出した。 ……上位ハンターの中でも実力者の二人だ、手を出さなくてもすぐに終わるだろう。
「先にベースキャンプ行ってようか、ジョアン。あの二人に混ざるのは危ないし」
「え、でも……ジルさんとアルバさんを手伝わないと……」
「死にさらせ銀火竜」
「うぉあああああああああ?!ジル?!お前今俺ごとたたっ斬ろうとしたよね?!したよね?!」
「気にしたら負けだぞアルバ。ほれ、とっとと囮になれ。アンタなら脅威の回避能力持ってるんだろう?」
「持ってねえよ?!俺の装備に回避系スキル付いてないよ?!ってぎゃあああああああああああブレスぅううううううううあっつぅううううううううう!!」
「戻ろうねジョアン。目に毒だし」
「そっすねー。ジルさんなら大丈夫でしょうし」
「……やれやれだぜ」
「え、常姉?承兄?仗助兄?い、いいの?」
「いいのいいの。あの二人に任せれば」
「ちょおおおおおおおおおおお?!俺は無視?!ねえ無視なの?!ブルータスお前もかあああああああああああ!!」
「死ねアルバ」
「直接的過ぎるッ!!心折設計ノーセンキュー!!」
ぎゃあぎゃあと騒ぎながらもレウス希少種を追い詰めるんだから、アルバも大概凄いと思う。人間的には残念だけど。 喚き声をBGMに、ベースキャンプに向かって歩き始めた。おなかもすいたし、魚でも焼いて食べるとしよう。
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ツイッタ上でネタを頂いたので書かせていただきました!ありがとうございますv そしてごめんなさい。うちの子たちは通常運転です。←
ジョアンちゃんはライトボウガン使い。討伐が苦手なので基本捕獲。 常盤は太刀。捕獲が多いが討伐することも多々。オーバーキル。 ジル君は大剣。基本的には討伐。理由は罠持ち込むのが面倒だから。 アルバはオールラウンダー。今回はスラアク使ってます。
遅くなりましたが、ジョアンちゃんハッピーバースデー!
≫ 2013/08/02 19:47
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