≫ JOGIO5部ネタ
リーダーが好き過ぎて5部を書きたくてしょうがないからネタを考えてみた。 基本的に通常運転です←
+情報屋夢主 ジルヴェスター・ミュラー=ヴィーラント(Silvester Muller-Wieland) 年齢不詳(見た目は20代)、身長は190cm後半。ドイツ系。愛称はジル。もしくはヴィーラント。 一人称は「俺」。落ち着いた口調だけど、敬語は一切使わない。常に対等であれと思っている。それは相手が上だろうと下だろうと関係ない。ブチ切れるともれなくギャング化。 独語>伊語≧英語の順でネイティブ。母国語は勿論独語。
シャルロッテ(Charlotte)というカフェを営んでいる(表向き)。基本的には一見さんお断り。というか、奥まったところにあるから見つけるのは中々難しい。しかも看板出してない。 さらに、情報をもらう為には、入店時「Grüß Gott(こんにちは/独語)」を言わなくてはならない。伊語で言うとただのお客さんになっちゃうよ。勿論それでも大丈夫だけど。
スタンド使いだけど、能力に戦闘力は皆無。……なので、基本は素手。 ちょっとやってみた。
「お待ちどお。カプチーノだったな」
「グラッツェ。ジルの淹れるものは格別です」
「褒めても何も出ないからな」
意味ありげににこり、と笑ったジョルノは美しい。イタリアーノらしい、と言ったら失礼かもしれないが、口から出る言葉は、何処かむせ返るような甘さを含んでいた。 カウンターに座るジョルノの前に立ったまま、ちらりと周りに視線を向ける。邪魔こそしないが、見知った顔が揃って俺を見据えていた。
「……今回の用件を聞こうか」
「そうでしたね。こちらの組織の情報をいただきたいんですが」
ぴらり、と差し出された紙に書かれた名前は、何処か見覚えがあるものだった。どこでだったか、絶対に見たことがある。思い出すことは出来ないが。 紙を受け取って、ざっと目を通す。俺になんか頼らなくたっていいくらい、十分な情報を得ていると思うんだが。まあ、それはジョルノの性格故なのだろう。
「承知した。具体的には?」
「組織の構成と人数、狙いと、……彼らが襲撃や抗争で、何か"不思議なこと"が起きていないか。この四点です」
「…………相変わらず、面倒なことばかり言ってくれる。報酬はいつも通りでいいな?」
「構いません」
「Jawohl」
ジョルノは満足そうに頷いて、ご馳走様でした、と言い残して店を出て行った。 しん、と帳を下ろす沈黙を背に、ドアプレートをクローズ側にひっくり返す。それから、奥の部屋に足を踏み入れた。 何も無い空間。生活するには小さすぎるその部屋は、ただ真っ白な壁に覆われている。 ―――さて、早いところ、終わらせてしまおう。
「Fangen wir Suche an.」
感覚だけが遠くに行くような浮遊感のあと、空間は膨らみ、数え切れないほどの本棚が整然と並ぶ。 俺だけの空間。俺の欲を満たしてくれる、愛おしい能力。 ジョルノは気付いているのだろうか。俺が、自分と同じようにスタンドを使っているという事実に。
「―――まあ、どうでもいいか。"Schlüsselwörter"」
ツァラトゥストラはかく語りき (世界の背後を説くものは) (ゲネラルパウゼを待ち望む)
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……うん、やっぱり通常運転でしたwww 独語なのはただ単に好きだからです。……が、伊語と違ってカタカナだとなんだか恰好がつかないので原語表記。 ちなみに、最後の「ゲネラルパウゼ(Generalpause)」は、音楽用語で「総休止(全休止)」を意味します。曲の中で、全ての楽器がお休みになるところですね。 だからと言って、どうこう意味があるって訳ではないですがwww
≫ 2013/06/04 21:14
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