夢主の座談会MIX編


※カオスの極み



「で、俺とアンタなのか」

「うんゴメン元稀。俺となんかで本当ゴメン。でもさあ、元稀って何処にでも居られるんだよこのサイトのジャンル上。俺もだけど。だからしょうがなくって。―――それにしても……」

「なんだ」

「元稀はジンオウ装備にあいそうだよなあ、てか青が似合いそう。ちょっと俺の貸すから着てみない?武器は狩猟笛ね」

「……色々突っ込みたいが、取り敢えず"じんおう"とは何だ?」

「え、そこ?そっから?いやでもそんなずれた観点も素敵です!えぇとね、雷狼竜ジンオウガ。で、そのモンスターの素材使って作った装備の総称をだね」

「ほう、そんなものがいるのか」

「雷落としたりするから怖いんだけどな。ジンオウSなら力の解放+2、雷属性攻撃強化+1、回避距離UP……あ、でも挑発もつくか。狙われるじゃんそれはいただけない!」

「……俺には良く分からんが、それは凄いのか?」

「ああうん、それなりかな。使い勝手は不明だけどね。……なあ元稀、その手に持ってるのって」

「三味線だろう、どう見ても」

「流石の俺でもそれは分かるよ流石にね。それ趣味?」

「いや、武器だが」

「…ちょっと待って俺咆哮くらいすぎて耳おかしくなったのかな、おかしい言葉が聞こえたんだけど。で、元稀。なんだって?」

「だから俺の武器だと言っているだろう。耳がおかしいというならそこに水計をかましてやるが?」

「何その荒療治すぎるショック療法!二つ重ねるのおかしいけどさぁ!ていうか元稀が辛辣すぎて俺の心折れちゃう本気でブロークンハートなんだけど心折設計すぎるんだけど!」

「この程度で心が折れるなら狩人などやめてしまえ」

「本気で辛辣なんだけどおおおおおおお!!俺やっぱり駄目です人間は専門外だってえええええええええええ!!」

「この程度で叫ぶなやかましい」

「すいませんでした!……もういっそ元稀さ、ハンターやろうよ。その度胸あればハンターになれるよ」

「誘いはありがたいが遠慮する。俺にも守るモノくらいはあるのでな」

「そっか、そうだな。…うん、そうだわ」

「……酒くらいなら付き合ってやる」

「マジで?やりぃ!ギルドマネージャーから酒かっぱらってこよーっと」

「大丈夫なのかそれは」

「うん大丈夫。いざとなったらハンター辞めてやるって脅すから!じゃあ俺、クエスト行って来るよ。元稀も元気でなー」

「あぁ。アンタも死んでくれるなよ」



夢主座談会 ver.MIX
(……また大連続狩猟とか頭おかしいだろ…!)
(さて、城に帰るとするか)


2012/04/22 11:17




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