青桃←黄
青桃はナチュラルに幼馴染で、口にはしないけどお互いを大事にしてる
黒子は桃井のことをかわいいひとだなあ、と思っている、あと青峰くんこのリア充が爆発しろくらいは思っている
黄瀬は青峰にあこがれて桃井に惹かれて、二人の間には絶対に、他人が入れる隙間がないってことを理解してもどかしく思っている
つまり無意識青桃と不憫な黄瀬がおいしいかな、っていう妄想


俺たちは自主練を切り上げ、部室で着替えていた。腹の虫がぎゅるると鳴った。腹減った。
「黒子っち、青峰っちー!今日の帰り、マジバ寄らねっスか?期間限定のやつ食いたくて!」
「……あー、俺パス。今日はさつきと帰らねーといけねんだわ」
「なんですかリア充ですかマジ爆発してください」
「ッ、ちげーよテツ!今夜、あいつの親家にいねえから、俺ん家に泊まるんだとよ。んで、一緒に帰らねーと、女1人の夜道が危ないだなんだでおふくろがうるせえんだよ」
「そうですか幼馴染の特権ですね爆発してください」
「テツ……あのな」




「黒子っち、実際はどうなんスか」
「何がですか」
「青峰っちと桃っちって、付き合ってんスか?」
「どうしてそう思うんですか」
「だって、いつもナチュラルにイチャイチャしてるじゃないスか!こないだの遠征の時の帰りなんて、電車の中でお互い寄りかかって手ェつないで寝てたんスよ!?」
「あれは男除けですよ。桃井さん、すぐにナンパされますし」
「で、でも……っ!」
「気に入らないんですか?二人の仲が良いのが」
そ、んなことねっすけど」
「君のそれは、子供染みた独占欲に過ぎません。二人のことが好きで、でも二人の一番が君じゃないことに、君はやきもちを焼いている」
「子供染みたって、何か言い方にトゲがないっスか」
「まさか。被害妄想です」






2012/09/11
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