青桃
※桃井のおっぱいはいつからあんなに大きくなったんだてかおっぱい星人の青峰が幼馴染っていう時点で絶対青峰は桃井のおっぱいの発育に一枚かんでると思う、なんて妄想から生まれた桃井が自分でおっぱいを揉む話


男の子ってサイテー。桃井は今日何度目かの呟きを、だれに伝えるでもなくこぼした。
事の発端は彼女が青峰の部屋を訪れた時に彼が手にしていたグラビア雑誌にあった。これから行くねと電話をし、呼び鈴を鳴らし、部屋のドアをノックまでしたのにもかかわらず、青峰はベッドの上でおっぱいの大きなお姉さんを眺めているばかり。宿題がわかんねえから手伝え、と桃井を呼び出したにもかかわらず、である。
「ねえ大ちゃん、私、大ちゃんが宿題手伝えって言ったから来たんだけど」
「あー」
「ていうか、大ちゃんがそういうの見るのは勝手だけどさ、女の子の前ではやめてよね」
「…さつきが女?」
青峰は雑誌から顔をあげて桃井をじっと見つめたあと、鼻で笑って言ったのだった。
「お前みたいなペチャパイ、女じゃねーし」


桃井は激怒した。かならず、かのおっぱい星人をぎゃふんと言わせると決意した。
(何よ何よ何よ、大ちゃんのバカ、大バカ!大体中学生にそんな立派なおっぱいがあるわけないじゃない…!)
そう、彼女は中学1年生なのだ。中学1年生に、雑誌に載るくらいの大きなおっぱいが備わっているわけがない。だからといって、何も仕返しせずに聞き流せるほど、桃井も大人ではなかった。幼いころからあの青峰に付き合ってきているとはいえ、今回は堪忍袋の緒が切れた。
(見てなさいよ、今に大きなおっぱい、見せつけてやるんだから…!)






2012/09/11
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