カル廉
ご都合主義設定&ぶつ切りですいません
えろってなんですか難しくて書けない

「………え?」
「だからな、我にお前の“芥”を喰わせろと、そう言っているのだ。見たところ、お前は特別美味そうな芥を持っているようだから」
「はあ」
廉造は鼻先で羽ばたく伽樓羅を見て、怪訝そうな顔をした。いきなりそんなことを言われても困ってしまう。
「お前も座主に仕える身だろう。座主の使い魔の面倒を見るのも仕事のひとつ、ここは大人しく我に従うことだ」
“座主のため”と言われてしまえば廉造も従うしかない。
「……ええけど、痛いのは堪忍してや?」
「約束しよう」
伽樓羅はうなずくと、その身から赤い炎を吹き出した。廉造が驚き顔を両腕で覆う。そっと腕の間から様子を窺うと、そこには先程までの小さな鳥はおらず、代わりに逞しい体躯の青年が立っていた。
「あれ、お兄さん、どちら様で……」
「我に決まっているだろう」
「伽樓羅?」
「これが我の本来の姿だ」
「へえ……」
「では、遠慮なく頂くとしようか」
伽樓羅は廉造をひょいと持ち上げると、部屋の隅に置かれたベッドへと彼の身体を横たえた。
「……あの、何するつもりですか」
「何って、芥を喰らうにきまっておろう」
「どうやって」
何となく身の危険を感じ取った廉造は上体を起こしかけたが、上に覆い被さるようにして伽樓羅がまたがり、廉造の身体を布団へと押し付けた。
「うむ、主に体液から摂取する」
「え?」
「血液、唾液、汗……まあ一番は、精液」
「ちょっと待って待って待って」
「何だ」
スウェットのウエストゴムに手をかけた伽樓羅を、志摩は慌てて止める。
「それはあかんて、さすがに」
「何故だ?お前の精液から摂取された芥が、主である竜士の力となるのだぞ」
「そう言うとなんか聞こえはええけどおかしいて、絶対!」
手足をばたつかせて反撃を始めた廉造を、伽樓羅は切れ長の目で射抜いた。
「動くな」
すると途端に廉造の四肢から力が抜けた。
「あ、れ?身体、動かへん」
「一種の催眠だ、大人しくしていろ」
言うことを聞かない身体に戸惑う廉造をよそに、伽樓羅の手がスウェットと下着を一気に引きずり下ろした。




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