「菅沼、長谷部、今のうちに椅子に結べ」
「おー」
「了解」
置田、菅沼、長谷部。
智希に話しかけた姫川をよく思っていない3人だった。
「何するっ」
やっと声が出るようになったが、姫川は椅子に座らされ、両手を後ろに回し固く紐で固定、足も椅子の足に太い紐で固定された。
ニヤニヤしながら姫川を見下ろすと、置田は姫川の制服に手を伸ばした。
「お前生意気なんだよ。一年で特待でもないのに泉水さんに軽々しく喋りかけやがって」
「ちょっ」
抵抗出来ない姫川のズボンに手を伸ばすと、カチャカチャとベルトを外し始めた。
姫川は驚き暴れようとしたが、菅沼に強く肩を押され身動きが取れない。
「で、お仕置きしようと思って。やっぱ殴ったりカツアゲしても、もしバレたら俺等停学か退学じゃん?だったらされた本人が誰にも言いたくないことしたらいいと思ってねー」
長谷部が置田の後ろから顔を出しニヤニヤと姫川の下半身を見ている。
「あっ頭おかしいんじゃねーの?!」
姫川の形相に、3人は笑うだけ。
姫川は抵抗出来ないまま気がつけば置田にチャックを降ろされ、下着から萎えているソレを取り出されていた。
「やっ…ちょっ…」
「おい、見ろよ」
置田が出てきた姫川のソレを見ると、珍しそうに言葉を唸らせた。
菅沼と長谷部が楽しそうに中を覗く。
「あっはは!姫川ちっせーな!」
長谷部のその一言に姫川は顔を真っ赤にし震えた。
「小学生みたい」
怠そうに言う菅沼の言葉を聞きたくない。耳を塞ごうと思うが拘束されているため何も出来ない。
ただ、羞恥に耐えるしかなかった。
「綺麗に被ってんなー」
「っ………!」
厚く皮で覆われたソコを置田に軽く弾かれると、いきなりの刺激に体が揺れた。
それを見て3人が笑う。
「可愛いなぁ姫ちゃんわぁ」
長谷部が腹を抱えて笑っている。
「お前ら…こんな事してただですむと思うなよ」
「じゃあ言うのか、担任に」
「っ………」
置田の言葉は低いからかやけに重圧を感じる。