「約束、ね」
「うん…あっあっ!」
ちゅっと首筋に痕をつけて、スイッチが入ったかのように激しく有志を擦り始めた。
「あっあっ…ダっダメっ…だ…そんな激しくされたら…あっ」
「いいよ、イって」
「あっ…離しっ…手…あっ汚れるっ」
「あぁ、父さん先っぽが好きだったね」
「あぁっ!」
右手で擦りながら器用に左手を先端に這わせると、溢れ始めている白濁の液をすくいグリグリと押していく。
「んんっ!」
よほど気持ちよいのか、恥ずかしいと言っていた両足は宙を舞い何度も腰を打ち付けている。
「もしかして、尿道とかも好き?」
「あっ……あぁっ!」
溢れ出る入口のところをきつく押すと、初めての快感で腰が浮いた。
それを見た智希はクスクス笑いながら手を止め有志から離れる。
「へっ…」
突然刺激を止められ情けない声が出る有志の頭を撫で、リビングに置いてある救急箱を取りだした。
「智…希?」
「うん、ごめんね急に止めて」
戻って来た。
肩で息をしながらソファに座る有志を見下ろす。
ソファ、洗えるタイプでよかった…。
ソファについた有志のシミを見つめながら床に座ると、今度は有志が智希を見下ろす感じになる。
「……なに…探してたんだ?」
「うん。父さんが気持ち良くなる道具だよ。はい、じゃあ膝立てて」
「……ん」
この素直さはいつか風呂の中で妄想した有志に匹敵する。
言われた通り智希の前で再びM字になると、液で光りユラユラと動いているソコをあらわにした。
「もっと開いて。自分で膝持って」
「……うん」
素直であっても恥ずかしいのは変わらないようで、膝を掴みソファにもたれ顔を反らせた。
すると智希に先端を口づけされピクリと跳ねる。
「…凄い…これが何度も夢見た父さんの…」
「っ…あっあんまジロジロ見る…な」
激しく勃起したソコに再びキスをすると、有志は舐められる…そう思いぎゅっと目を閉じた。
「っ…んっ……あっあっ…あ?えっ…あぁーっ!」
違う。舐められた感触じゃない。
先端に何かが入れられた。
驚いて起き上がり自分の下半身を見ると、智希が左手で有志のソコを支え、右手で綿棒を先端に押し込んでいた。
「ちょっ…何してっ」
「気持ち良くない?」
「やっやめっ…あぁっ!」
綿棒の先端は波になっている形状で、智希はグリグリ回しながら奥へ進めていく。
ピリっと痛みを感じる中でソコはどんどん甘い刺激に変わっていく。
綿棒が3分の1ほど入った所で手を止め放置すると、ソファに手をつきガクガク震え口を手で押さえている有志の頬にキスをした。