「あっ…っ……」
「まずはゆっくり全体擦るんだ」
「んっ…!」
耳元で実況されさらに熱く火照っていく。
「あっ……あっ」
「両手で全部包んで…先っぽを親指で刺激して…」
「んんっ」
「………先っぽ好きなの?結構きつく揉んでるね」
「やめっ…言う……な…んっ」
手に唾液をつけて先端に指を這わすと、親指と人差し指を曲げ円を作りその中に先端を入れてぐりぐりと擦っている。
クスクスと笑う智希を背中で聞きながらも、高鳴り始めた感情と酔いが合わさって止めることが出来ない。
「ちょっと見えにくいから、足上げてね」
「あっ…あぁ…」
両膝裏を掴まれ床に付いていた足の裏が宙を舞うと、そのまま引き寄せられソファの上に着地しM字に開脚させられた。
有志は顔を真っ赤にするが、今は羞恥より快楽が勝っているため手はやはり止まらない。
「んっ…んっ」
「……父さんって見られながらするのが好きなの?」
「ちがっ」
「だってこんなに足開いてるし……」
「だってお前がっ」
「拘束してる訳じゃないんだから、閉じようと思えば閉じれるでしょ」
「……なんか…いつもより性格悪い…ぞ……」
「ごめんごめん。あまりにも可愛いから虐めたくなった。続き、シて?」
「………」
きつく有志を抱きしめこめかみに何度もキスを落とす。
少し不服そうだった有志だが、智希の甘い魔法にまた動かされていく。
「んっんっ」
丸めて筒状にした右手で大きく擦り、左手で睾丸をグニグニと揉んでいく。
体は全て智希に預け、顔をうつむかせながら低く喘いだ。
「溜まってるの?玉腫れてない?」
「あっ……んっんっ…最近……やってなかっ…」
「……なんで?」
有志の行為を肩から見下ろしクスクス笑うと、有志は大きくなり始めたソコを震わせながら手をとめた。
「………」
「?」
「最近、ヘコんでたから」
「ヘコむ?なんで?」
「この前智希が合コン行ったり…誰かと付き合ったことあるって聞いて……ショックで…」
「………それって…嫉妬?」
「…うん」
「この一週間、俺と関わった女の子に嫉妬してたの?」
「………うん」
なんて、可愛いんだろうか。