第1章
35
「限界、かも」

額に汗を滲ませへへっ、と笑い見つめてくる。
見下ろしながら、こいつはなんて魔性なのだと思った。
今まで付き合ってセックスをしたどの女よりも興奮する。

智希は再び佐倉に深いキスを落とし舌を絡ませると、右手でゴソゴソと佐倉のベルトを外していく。
外からでもわかるぐらい佐倉のソコは膨張していてとても辛そうだ。

チャックを下げ下着の上からソコを触ってやると、佐倉の腰が軽く浮き智希の背中に手を回す力が強くなった。

「あっ…」

「お前、ちょっと触っただけでイきそうなんじゃね」

「だって泉水さんが俺の…触ってるって思っただけで……まじやばい…」

可愛いな。
素直にそう思ってしまった。

ボクサーパンツを押し上げているソレはすでにシミを作っていて、このままではひどく汚れてしまいそうだ。
下着をずらし全てを取り出してやると勢いよく飛び出してきた。
つい最近まで中学生だったというのに、生意気なカタチをしている。

「お前、先月まで中坊だったてのに、コレは良くないんじゃね」

ピンっと先端を指先で弾くと、それさえも刺激になるのか佐倉は大きく喘ぎながら腰をくねらせた。

「泉水さっ…そっ……そんなジロジロ見ないで」

羞恥はあるくせにソコはどんどん大きくなっていって、微かなシミだった液も湧き出る泉のように溢れてきた。
ソレを掴み先端から出る液体を使ってゆっくり擦ると、佐倉は腰を震わせながら大きく足を開きまた、手を回す力が強くなる。

「……恥ずかしいんじゃないの?」

クスクス笑いながら大きく足を開く佐倉を覗き込むと、本当に感じているようで目からは涙がポロポロ零れていた、

「恥ずかしいけど…けど…」

途切れ途切れになっている言葉がまた卑猥に感じて、段々智希も下半身がきつくなってきた。
佐倉のこれは計算なのか天然なのか。

男(有志以外)なんか絶対無理だと思っていたのに、今では異様な程興奮している。

カチャカチャと音を立てながら自分のベルトにも手をかけチャックを緩めると、ソレに気づいた佐倉がゆっくりと起き上がった。

「なに?」

「泉水さんの、舐めていいですか」

「やらしいな」

「泉水さん相手だからだよ」

よろよろとなりながらも体勢を変え智希を地面に座らせると、股を割って股間に顔を埋めた。

「はっはぁ泉水さんの」

佐倉はまるで何かの中毒者かと思うほど高揚していた。
下着から智希のソレを取り出すと、完全とはいえないが半勃ちになっているソレをうっとりと見つめる。

「おい、あんま見るなって。俺だって恥ずかしい」

「泉水さんの、嬉しい、めちゃ嬉しい…反応してくれてる」

「っ………」
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