智希は有志の両腕を掴むとグイと引っ張り、必然的に咥えていたソレが有志の喉奥を攻めていく。
手の自由を奪われ膝立ち状態の有志は身動きが取れなくて、突き出される智希のソレを必死に咥え込んでいた。
『んっんっ…ともっ…ひっ…んんっ…やっ……下…触りたい…』
「じゃあやっぱり、弄ってたんだ」
『……うん、うん……ともっ…ひの…咥えっ…な…はら……ひぶんの……んんっんっ弄ってっ…』
鼻声の有志は一段と可愛い。
智希はフっと笑いながら有志を立たせると、自分の涎と智希の精液を口端から垂らすその姿に目を細めた。
「……可愛い」
『智っ…希っ……あっ』
有志のソコはもう天を向いていた。
いやらしく光る先端の雫を掬うと、小さい喘ぎ声を発しながら腰を一気に引く。
身長差があるため少し背伸びをさせるとがくがくと振るえ始め、すぐに腰に手を回し自分のソレとくっつけて揉み始めた。
『あぁっ!』
有志の腰が一段と震える。
「…気持ちいい?」
『っ…もちっ……気持ちいい…ょ…お……あっ…あっ』
有志は智希の背中に手を回し必死にしがみつくと、背伸びをしているため若干バランスが悪いのか時々ガクっと大きく崩れ落ちる。
「…しっかりね」
クスクス笑いながら持ち上げ再び立たせると、有志の首筋にキスを落としながら白いそのうなじに吸い付いた。
『あっ…あっ…ダメっ…きも…ち…気持ちいいっ……あぁっ…あっ』
「ごめん父さん、おれもうイきそう…」
『んっ…俺もっ…あっ…あぁっ…んっんっ…もうダ…メ…あっ…気持ちっ…』
「父さん…」
ニチニチと粘着質の音が響き段々智希の手に力も入ってくる。
重なりあったソレは完全に上を向き今すぐにでも張り裂けそうだ。
『あっあっ…出っ…出るっ…あっ出るっ…』
「父さっ……っ……!」
『あぁっあっ…智希いー!智っあっ…智希いい!!』
「………はぁはぁ…」
もちろん、出して満たされたあと目をあけると、智希の目の前には誰もいない。
規則正しくシャワーが水を押し出しているだけだ。