「っも、出る」
「おっ俺もっもう無理っあっ」
肌のぶつかる音が大きくなる中、智希の動きが変わった。
早く、そしてより深く突いている。
「ご、ごめん中、出していい?」
「ん、うん」
「最近溜まってたから、ったぶん量多いと思う」
「あっ智っ」
有志の膝が胸に突くほど持ち上げると、より深く押し込み強く腰を打ちつけた。
「あぁっ!イっ…イくっー!」
「俺も」
有志のきつい締め付けと最後の激しいピストンで絶頂を迎えた。
有志の液が自分の顔にかかり飛び散っていく。
智希のソレは痙攣のあと数回に分けてどんどん有志の中に注ぎ込まれていった。
「あっ中智の、入ってっ」
「っごめ、くっ、止まんない」
「やっ、あっあっお腹、あっ!」
長く続いた射精は有志が違和感を覚えるほど奥に注ぎ込まれていった。
やっと止まり引き抜いた瞬間有志の入り口から大量の白い液体が溢れ出てくる。
「はぁ、はぁ」
「はぁ」
止めようにも中から重力によってどんどん溢れてくる精液は止まらない。
有志は仰向けで液を流したまま寝転び荒く呼吸し、智希はその上で心臓をバクバク言わせながら肩で息をしていた。
「ごめん、いっぱい出ちゃった」
「い、いいよ、べつに」
まだ溢れてくる液体を智希は起き上がり見つめていると、有志は恥ずかしくなったのか足をもじもじさせ前を隠した。
「俺が中掃除してあげるよ」
「いいいいよ!」
「遠慮しなくていいよ。最初だって全部俺が綺麗にしたんだし」
「ほんと?」
「うん。中も全部掻き出して拭いた」
そこは本当に覚えていないのだろう。
羞恥で顔を真っ赤にし枕で顔を隠した。
「っていうかまだ掃除しなくていいか」
真剣な表情で見つめる。
「じゃ、俺そろそろ復活してきたから第2ラウンドねー」
「ちょっ、もう無理だって!」
「高校生はまだまだイけるんだよ」
「おっ俺はもうすぐ40だああああ」
真昼間の午後、泉水家で有志の声が鳴り響いた。