「あっあっちょそんなとこっあっやめっあっ」
もじもじと足を動かすけれど、しっかり智希に腰を掴まれているため動かない。
智希は双丘を割り、出てきたソコを何度も舐めると、ぐっと力を込め親指を入れる。
思った以上にすんなり入って、奥を広げながら再び舌を押し込んだ。
「そんなとこっ舐めるんじゃないっあっ智っ!」
もちろん智希が聞くわけもなく。
唾液をどんどん中に注ぎこんで、グチグチと音を立てながらほぐしていく。
親指の付け根まで収まった有志の中は、ぐりぐりとかき混ぜられ卑猥な音が響いている。
「お尻、気持ちいい?」
「あっあっやめっ」
崩れ落ちないよう必死にドアにへばりついて、ガクガクと震える足に力を込めていた。
折角力を込めているというのに、智希が指を2本に増やし愛撫してきた。
ガクっと、膝が崩れる。
「おっと。危ない」
すぐ有志の腰に手を回し助けると、再び立たせてドアにへばりつけさせる。
「もっもう智希…無理勘弁して」
はぁはぁと息を荒らげて、終わりが見えない快楽に意識が遠のきそうになった。
しかし、その瞬間。
『ピンポーン』
「っ……!!」
玄関のチャイムが鳴る。
するとスリガラスから人影が見え、壁一枚を隔てて誰かいることがわかった。
宅配便だろうか。
再びチャイムが鳴った。
『ピンポーン』
「と、っ…」
有志はドアに手をつきながら振り返り智希を見上げると、涙目になりながら無理だと訴えた。
くそ、めちゃくちゃ可愛いな。
首を振る有志にムラムラして、唇にキスをした。
「んぅっ」
しかし有志はすぐ唇を離して、智希にだけ聞こえるよう小声で話す。
「バレたらどうするんだ」
「父さん」
「なに!」
「鍵、開いてるね」
「えっ……」
青ざめた有志は再びドアに顔を戻し鍵を確かめた。
開いている。