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※連載主

「安室さん見て下さいー!どうですかこれ」
「どうも何も……なぜそんな格好を?」
「倉庫を漁ってたら見つけたので興味本位で着てみました!なんでポアロにあったのかは謎なんですけど」
「ハァ……まったく、あなたって人は……」
「え、なんで呆れてるの!?もしかして似合ってない?そうならそうとハッキリ言ってくれた方が――」
「そうじゃありません」
「じゃあどうして……」
「どうもこうもないですよ。どう見ても露出は多いし、いくら何でも無防備すぎる。仮にも女性なんですから少しは危機感を持って下さい」
「正真正銘女なんですけど!?」
「口答えしない。……ほら、僕の上着貸しますからとりあえず羽織って」
「安室さんいつにも増して辛辣」
「減らず口を叩くのはこの口ですか?」
「い、いひゃい!」
「……そのうち僕に襲われても知りませんよ?」
「安室さんだったら悪くない……いやむしろご褒美……」
「…………」
「ごめんなさい冗談です!睨まないで!」
「わかったならさっさと着替えてきて下さい」
「了解です!早急に着替えてまいりますー!」
「(僕が男だって事を身をもってわからせてやっても良かったんだが)」


バニーガールじゃなくても良くない?って思ったけど本誌がそうだったから仕方ないよね。
2018/04/19 (Thu) 01:19
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