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※安室さん本名

「零君早くー!」
「外でその呼び方はダメだって言ったじゃないですか」
「あ、そうだったね…ごめん」
「家にいる時はいくらでも呼んでいいですから」
「じゃあもう家帰ろう?」
「せっかくの久しぶりの休みなのにいいんですか?」
「いい…"安室さん"とデートしてもなんか楽しくない…」
「…色々と我慢させてしまってすみません」
「私の方こそわがまま言ってごめん…大変なのは零君なのに…」
「…帰りましょう」
「うん…」

「零君!」
「何ですか?」
「やっぱりこの呼び方がしっくり来る」
「…安室透としての僕は嫌いですか?」
「嫌いじゃないよ?でもやっぱり零君がいい…大好き、零君」
「僕もですよ」
「ずっとそばにいてね?」
「それは僕のセリフです」


ただ零君と呼ばせたかっただけ。
2014/08/11 (Mon) 10:52
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