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※ハロウィングッズネタ

「似合う似合わないとかいう次元じゃないわね、これは……」
「まるで僕が悪魔そのものだとでも言いたげだな」
「いや、別にそういうわけじゃないけど……まあ、間違ってはないと言うか」
「悪魔の囁きとはよく言ったものだ。僕はただ彼らの手助けをしているだけに過ぎないよ」
「でもたとえ信じ難いものだったとしても、あなたに何かを言われたらどんな事でも信じてしまいそう」
「ほう、例えば?」
「え?うーん……実は寝相が悪いとか寝言言ったりする、とか?」
「ハハッ、なんだいそのくだらない答えは」
「悪かったわね」
「いや、君のそういうところ、僕は結構気に入ってるんだ」
「はあ……ありがとう……?」
「……そう、君には少なからず期待してるんだ」
「っ……」

急に雰囲気が変わったと思えば、首筋に尖った爪がやんわり突き立てられてチクリと痛みが走る。それにこの微笑み、まるで――

「悪魔なんてものは存在しない。するとしたら、それは……人間の心の中だけだよ」


相変わらず槙島さんは何言ってるのか書いてて自分でも意味がわかりません。←
2017/10/23 (Mon) 13:04
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