ss
「零ってさ、童顔だけど筋肉つくところはちゃんとついてるし体つきもしっかりしてるよね」
「何、急に。男なんだし普通だろ」
「まあそうかもしれないけど、そのギャップがまたたまらないっていうか。特にこの首筋とか……」
「……なんか手つきがいやらしいんだけど。煽ってるの?」
「別に煽ってはないけど……私も一度印、つけてみたいなぁって思って。……ダメ?」
「ダメ」
「えー、何でよ。自分はするくせに」
「下手だから。大体いつも俺のキスに応えるだけでいっぱいいっぱいの奴が何言ってるんだよ」
「す、少しは慣れたよ!だからそれを証明するためにも、つけさせてっ」
「じゃあ上手に応えられたらつけさせてあげる」
「んっ、」
「……ほら、口開けて舌出して」
「はっ、ん……」
「…………、」
「……どう、だった?」
「フッ、前よりは上手くなったんじゃないか?」
「良かった。零のおかげかな」
「……いいよ、つけても。ただし、夜まで我慢な」
「え、何その焦らし!」
「(なんて、我慢してるのは俺の方なんだけど)」


ただ、首筋がエロいよねーって話を書くだけだったのになぜかこんな展開に(笑)
ssなのに無駄に甘い。
気が向いたら短編になるかもしれない。
2016/03/20 (Sun) 12:45
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