ss
「降谷さんスーツ似合いますね〜!童顔とのギャップがたまりません!」
「二言目は余計だ。……ほら、行くぞ」
「了解!」

「ふーっ。やっと仕事終わりましたね」
「何言ってるんだ、お前はまだ報告書が残ってるだろ。終わるまで帰さないからな」
「え゛、マジですか。……明日じゃダメ?」
「ダメだ」
「無理ですって!さすがの私でも今日中には終わりませんー!」
「終わらない、じゃない。終わらせろ」
「うー……、降谷さんが手伝ってくれたら終わるんだけどなぁ……(チラッ)」
「上司をこき使うとはいい度胸してるな。……まあいい。夕食一回分で手を打ってやる」
「ありがとうございます!」
「で?どれだ?」
「…………」
「おい、聞いてるのか」
「今のネクタイ緩める仕草……ヤバイです。きゅんって言うよりわりと本気でドキッとしちゃいました」
「……ふざけた事言ってる暇があったら手を動かせ」


口は悪いけど何だかんだで優しい降谷さん。でもスパルタ教育も捨てがたい。
ネクタイを緩めるところが書きたかっただけなのにそれがあんまり伝わって来ないという;
映画で見れることを密かに期待。
2015/12/14 (Mon) 12:42
- ナノ -