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「ね、コウくん目つぶって?」
「なんだよいきなり」
「いいからっ」
「ったく……」
「大丈夫、何もしないから!」
「……ほら、」
「(はぁ……本当にキレイな顔。やっぱりまつげ長いなぁ。それに目を閉じた顔すっごく色っぽくてドキドキしちゃう…。でも少しだけ幼くも見えるかも。ふふっ、こんな無防備なコウくんが見れるのは私だけだよね、きっと)」
「………なぁ、そろそろ開けてもいいか」
「うーん、ほんとは嫌だけどいいよ」
「これには一体どういう意味が含まれてる?理由を聞かせてくれ」
「理由?コウくんの伏し目がちな表情が好きだから、だよ。コウくんは気付いてないだろうけどすごくセクシーなんだから」
「へぇ。それはそれで嬉しいが、俺はてっきりお前からキスしてくれるんだと思ったんだけどな」
「そ、れは…恥ずかしいよ…」
「期待してたんだがな……実に残念だ」
「…わ、わかったよ!するからっ…そんな顔しないで…!(寂しそうな顔で言われたら断れないじゃん!)」
「フッ…お前のそういうところ、好きだぞ、!…んっ、」
「……、わかったから、もう何も言わないで…(ダメだ、コウくんには勝てない!)」


ちょいと小悪魔な狡噛さん。
狡噛さんの目を閉じてるあの表情が好きってだけです。あれ何なんだろう。妙にエロい。
2015/10/03 (Sat) 11:18
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