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「ほら監視官、起きろ。もうすぐ時間だぞ」
「……んぅ…ん〜……、」
「携帯を探してるならそりゃ違うぞ。アラームじゃないからな」
「えぇ〜?うーん………って、狡噛さん!?」
「…やっと起きたな。ずいぶんと気持ちよさそうに寝てたじゃないか」
「ま、まさか無防備なのをいい事に寝込みを襲ったり―」
「するわけないだろう。あんたじゃあるまいし」
「なっ!失礼ですね!私まだそれはしてないですよ!」
「"まだ"?」
「そんな事言ってると監視官権限で勝手に部屋に入って本当に襲っちゃいますよっ」
「悪いが俺は気配には敏感なんだ。襲われる前に起きると思うが」
「じゃあ今度確かめに行きますよ?」
「ああ、いつでも構わないぞ」
「絶対チューしてやるー!」


最初に短編で書こうと思ってたネタ。
寝てる狡噛さんに悪戯しちゃおう!みたいな話。
いずれシリーズのどこかでやれたらいいな〜。
2015/03/14 (Sat) 11:10
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