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「それなら俺の女になってよ」
「それ仕事と関係あります?」
「ある。お前が俺の女になれば阿伏兎を手伝う事もないし俺も仕事するしで良い事づくしだよ?」
「そう思うのは団長だけだと。私には嫌な予感しかしません」
「そのバカすぎる真面目さどうにかならない?」
「真面目の何がいけないんですか。それに団長の女だからと特別扱いされるのは嫌です」
「じゃあこれなら?」
「…!?なっ…!…団長、ふざけないで下さい!」
「嫌でも俺の事で頭いっぱいになるでしょ?」
「いっぱいどころか仕事が手につきません!」
「いいんじゃない?お前いつも仕事してるし。しばらく俺の事考えてればいいよ」
「公私混同はダメですよ」
「ホント堅いなぁ」
「それにもし団長の恋人になったとしても、仕事中は今と変わる事はないですよ」
「お前の仕事に対する考えはわかったよ。つまり俺の女になってもいいって事でしょ?」
「ノーとは言わせない気のくせに…」
「さすが。察しがいいね」
「(だって私はずっと前からあなたの事―…)」


神威って18歳なんだよね。20歳くらいだと思ってた。
2014/12/13 (Sat) 10:58
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