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「阿伏兎さん、頼まれていた書類お持ちしました」
「お〜ご苦労さん。いつも悪いねェ」
「いえ。私で良ければいつでもお手伝いしますよ」
「団長が全部俺に押し付けてくるから大変なのよ」
「お察しします」
「おじさんだって若くないんだからさーもうちょっと気遣ってくれてもいいのにねェ」
「でも阿伏兎さんって見た目のわりには意外と若かったんでしたよね?」
「誰かさんのせいで老けちゃったのかねェ」
「ふふっ」
「ちょっと、何楽しそうに話してんの」
「噂をすれば団長じゃないの」
「何?仕事もしないでこんなとこで俺の悪口でも言ってたの?」
「仕事してないのは団長でしょう」
「俺は強い奴と戦う事にしか興味ない」
「そうやって言ってるから書類関係が全部阿伏兎さんに回って大変なんですよ?」
「それで手伝ってあげてたわけ?」
「そうですよ。だからあんまり阿伏兎さんに迷惑かけないで下さい」
「随分と阿伏兎に肩入れしてるんだね」
「阿伏兎さんの苦労をお察しして」
「で?全部終わったの?」
「いえ、まだ残ってましたよね?」
「ああ…だがあのくらいなら今日中には終わるさ」
「…阿伏兎、今から残りの書類片付けるから俺の部屋に持ってきて」
「…はいよ」
「で、お前は俺と一緒に来い」
「何でですか。団長本来の仕事なんですから私が行く理由は」
「いいから来い」
「いだだだ!痛い痛い!そんなに強く腕掴まないで下さい!骨折れる!」
「ホント地球の女は弱いね」
「あなたがバカ力なだけです!」
「(最初からそうしてくれりゃ俺も苦労しないんだがねェ)」


主人公と阿伏兎が仲良くしてるのに嫉妬する神威みたいな。安定のオチなし。
阿伏兎さんってものすごく苦労人な感じ。飛び火しまくってそう(笑)
口調がイマイチわからない。
2014/12/09 (Tue) 10:55
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