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「ねぇ、虎杖くん今から一緒にこれ食べない?」
「俺はいいっすけど先輩は大丈夫なの?もう夜遅いけど」
「遅くに食べるのがいいんじゃん。太るとわかっててもやめられない……これぞ背徳の味、だよ。まあ虎杖くんは食べても太らなさそうだからあんまり関係ないか」
「いや、俺だってさすがに夜遅くにガッツリは食わねーよ?」
「そう?ま、そうと決まればお湯、沸かしてくるね」
「あざっす!」

「はあ〜たまらん!夜食のカップ麺はやっぱり美味い!外で食べるっていうのがまた美味しさを際立たせてるよね」
「外っていっても部屋の窓際で食ってるだけだけどね。でも何となくわかるかも」
「でしょ?それにこうやって虎杖くんと二人でいろんな話ができるから私は好き」
「俺も先輩と話すの楽しいから好きだよ」
「……ずるいなぁ」
「ん、どったの?」
「私はそういう意味で言ったんじゃないのに悪気なく上回ってくる虎杖くんの純粋さにちょっとムカついた」
「え、俺なんかまずいこと言った!?ごめん!」
「虎杖くんは何も悪くないから謝らないで。でも虎杖くんともっと一緒にいたいから、たまにこうして遊びに行ってもいい?」
「もちろんっす。あ、隣の伏黒に見つかんねーようにしないとな。睡眠妨害したらすっげー怒りそうだし」
「……そういうところだよ、バカ」


お互い話してて楽しいと思ってるけど下心アリな夢主とあるのかないのかわからない言い方をする悠仁。
2021/03/06 (Sat) 17:44
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