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「真希ちゃんの好きなタイプってどんな人?」
「何だよ急に」
「そういう話あんまりしたことなかったなーと思って」
「別にいいだろしなくても」
「えーそんなこと言わないでよー!真希ちゃんのこともっと知りたいー教えてー!」
「ったく……。まあ強いて言うなら最低限私より強い奴だな」
「それ意外とハードル高いな。となると一般人はほぼ論外ってことになるね」
「まあ呪力持ってねぇって考えたら私も一般人と変わんねぇけどな」
「必然的に呪術師ってことになるか……五条先生!?」
「ねーよあれこそ論外だ」
「じゃあじゃあ憂太くんは!?特級だし!」
「性格がなよなよしてっからな、ありゃ実質四級みたいなもんだろ」
「でも呪術師としての実力は本物だし当てはまるといえば当てはまるよね」
「おまえその顔……今ロクなこと考えてねぇだろ」
「うん〜?お似合いだけどなーって思っただけだよ?」
「目腐ってんじゃねぇの」
「じゃあいっそ私が真希ちゃんより強くなれば良いのでは!?」
「なんでそうなるんだよ」
「だって真希ちゃんカッコイイし、真希ちゃんに認められたら私嬉しい!」
「なくはねぇな」
「えっ?」
「少なくともその辺の野郎どもに比べたら一番だよ、おまえは」
「真希ちゃん好き。結婚しよ」
「しねぇよ!」
2021/03/03 (Wed) 00:07
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