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「疲れた……眠い」
「俺もだ……」
「今日で何徹目?」
「三徹目。お前は?」
「二徹。おかげで肌が死んでる」
「……少し仮眠でもとるか」
「賛成……今なら秒で寝れる自信ある」

ふらふらとした足取りで仮眠室へと向かう。ドアを開けてそのまま倒れこむようにベッドに体を投げ出せば、続けてベッドが沈む感覚。すでにネクタイを緩め瞼を閉じている零と自然と向き合う形になる。

「二人じゃさすがに狭いよ」
「いいだろ、別に」
「まあそうだけど……体、痛くならない?」
「ん……」
「……お疲れ様。ゆっくり休んでね」
「お前も……お疲れ」
「うん。ありがとう」


降谷さんに癒してもらう話を書くはずが、ハードな日々を送ってる降谷さんを思ったら冗談でも癒してなんて言えねぇってなって結果こんな感じになった。
2018/05/23 (Wed) 00:30
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