03
ぶつぶつと、ふてくされたように歩くレイラ。
彼女は伝説の剣を背中に装備していた。
彼女の祖父はまず最初に仲間集めに黒のお城へ行くといいといった。
黒のお城は長い間魔王と戦い続けているという歴史があった。
そのためか、各地からつわものたちが集まるようで。
彼女は近道のため森を歩きながら黒のお城を目指していた。
と。
【魔物の群れが現れた!】
テロップが流れ彼女の前に魔物たちが現れた。
「げっ、さっそく!?」
彼女はわけもわからないまま伝説の剣を構えた。
ステータスを見てみると、なんと彼女はLv.50と意外と強かった!
コマンドが現れる。
レイラは攻撃を選んだ。
【レイラの攻撃!】
横に軽くひゅうっと振ってみる。
すると魔物の群れが一気になぎ払われていったいずつ倒れていった。
「うわっ、なにこれ 強っ!!」
・・・あなたが強いんです。
驚く彼女にどこからか天の声が突っ込んだ。
彼女には届きもしなかったが。
「このまんまだと、いけるんじゃ!?」
レイラはルンルン気分で黒のお城を目指した。