幸せな未来 いつの間にか俺の隣から居なくなってしまった君は、結婚して奥さんと幸せに過ごしている。 俺はその姿を眺めるだけ。 少しだけ期待してたんだ。この幸せが永遠に続くんじゃないかって。 でも気付いた時には全て遅かった。 目の前で崩れていく君との未来。どれだけ手を伸ばしても届かなくて。悔しくて、どれだけ自分を責めても時間は戻らなくて、崩れてしまった未来は修復出来なかった。 もう涙で前は見えないし、生きる意味は無いけれど、俺はまだ君が好きだから。 せめて好きで居させて。 それが俺の存在する理由だから…。 End. back |