あとがき


ちょっとリバンが可哀想な気がする終わりですね;
息子からすれば父親がホモなんて許せないと思います。アスヴァリンがエスラールの同性愛を受け入れられたのは他人だったからでしょう。そう考えると少し複雑な気も…。

最後の「必ずや元帥様を陛下のもとへ」はアスヴァリンが言った言葉です。
アスヴァリンは言葉通り実行し、エスラールと別に埋葬されたエメザレを掘り起こしてエスラールの眠る王家の墓に埋葬しようとしました。
しかしリバンによって阻止され、アスヴァリンは処刑されてしまいます。
それでも結局リバンはエメザレに立派な墓を立てて埋葬しました。
エメザレ(劣化)ではなくエンプレ(建国者)として。

そんなわけで、めでたしめでたし。
有能なリバンのもとで無名の国は長き繁栄をしましたとさ。

ちなみに無名の国は「第二クウェージア」とか「エスラール王国」とも呼ばれます。以後は「エスラール王国」として出てくると思います。

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